笑顔の女性

生理前症候群の気分ムラを解消【症状を把握してしっかり治療】

感情が乱れる女性の病気

メディカル

カフェインなどには要注意

女性に特有の病気に生理前症候群というのがあります。これは生理が始まる1週間か2週間ぐらい前から、イライラしたり、腹痛が起こったり、頭痛などの不快な症状が起こります。排卵後の女性ホルモンの変化が関係して起こると思われており、多くの女性が生理前症候群に悩まされています。精神的な症状はセロトニンという物質が減ることによって起こります。セロトニンは脳内物質で、気持ちのコントロールに欠かせない成分です。生理前症候群が発症しやすい性格というのもあり、神経質や几帳面や完璧主義の人に表れやすいと言われています。またストレスを感じやすい人も症状を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。食べ物ではお酒やコーヒーやタバコなどは、含まれているアルコールやカフェインやニコチンが血流を悪くするので、生理前症候群になりやすいのです。これらを控えることで症状を和らげることができます。生理前症候群は周囲から理解されにくいので我慢してしまうことがありますが、早めに医療機関の診察を受けた方が、気分的にも落ち着きます。

栄養療法による治療

生理前症候群の治療法は色々ありますが、一般的なものは低容量ピルや精神薬などの薬物療法が中心となります。これは婦人科や心療内科で処方してくれますが、その他にも漢方薬を用いた治療も行われます。また最近では栄養療法といった治療法も行われています。生理前症候群を引き起こす原因として、隠れ貧血や機能性低血糖症が関係しているといわれています。そのため鉄分の含まれている食べ物を多く摂取する必要があるのです。加工食品の広がりと共に鉄分の摂取量が減っているのが、発症の原因となっているのです。鉄分などのミネラルやビタミンを処方する栄養療法は、生理前症候群には効果があります。治療用のサプリメントを使用するので、副作用の心配がないのです。また隠れ貧血がひどい場合は、将来不妊症になる危険もあるのです。また炭水化物などの多い食事をすると、機能性低血糖症になるので注意が必要です。ストレスを溜め込まないようにすることも大事です。今後の治療は対症療法ではなく、栄養療法や食事療法によって根本的な体質改善をする方向へ向かっていきます。